4/21(木) 八潮市司法書士相談

相続あんしん相談室(八潮・三郷相談室)のホームページにお越しいただき、まことにありがとうございます。

さて、八潮市役所市民相談室において、下記の予定で司法書士相談がございます。

日時:4月21日(木)13:00~16:00
場所:八潮市役所市民相談室(2階)
対象:八潮市内在住・在勤・在学の方
内容:土地・建物の所有権移転登記、相続、会社設立、成年後見制度など
なお、予約は必要ありません。

お問い合わせは048(996)2111八潮市役所(内線226)市民の声をきく担当・広報担当係まで。

3月19日(土)は、第26回相続・遺言相談会in越谷

毎度おなじみ合同相談会のお知らせです。

3年目、26回を数える合同相談会となりました。
ここまで来たら、100回を目指してがんばります!

 

相続遺言無料相談会in越谷

 

第26回 相続・遺言無料相談会

日時:3月19日(土曜日)午前10時~12時
場所:越谷市中央市民会館5階
(今月は第6会議室です)

弁護士・税理士・社会保険労務士・土地家屋調査士・司法書士らの国家資格者が、合同で皆様のご相談に応じます。
そのため、『誰に相談したらいいのかわからない』ということがありません。
相談料は無料です。どうぞお気軽にお越しください。

参加希望の方におかれましては、なるべくご予約をお願いいたします。
ご予約先は、南越谷法律事務所 048(940)0662 です(平日のみ)。

 

 

ついに3年目!越谷合同相談会は2月20日(土)

さまざまな専門家が集まって、毎月、定期的に開催されている相談会は、
全国でもほとんどないのではないかと思います。
とうとうこの相談会も3年めに入りました。

先月は東部よみうりさんにも掲載され、ますます好評です!

越谷相談会2月

第25回 相続・遺言無料相談会

日時:2月20日(土曜日)午前10時~12時
場所:越谷市中央市民会館5階
(今月は第6会議室です)

弁護士・税理士・社会保険労務士・土地家屋調査士・司法書士らの国家資格者が、合同で皆様のご相談に応じます。
そのため、『誰に相談したらいいのかわからない』ということがありません。
相談料は無料です。どうぞお気軽にお越しください。

参加希望の方におかれましては、なるべくご予約をお願いいたします。
ご予約先は、南越谷法律事務所 048(940)0662 です(平日のみ)。

 

 

「公益財団法人日本ライフ協会」が高齢者預託金2.7億を流用

毎日新聞で、「公益財団法人日本ライフ協会」が高齢者預託金約2.7億円を流用し、全理事が辞任する事態となっていることが判明したという報道がありました。

http://mainichi.jp/articles/20160119/k00/00m/040/127000c

日本ライフ協会は、1人暮らしの高齢者がアパートなどに入居する際の身元保証や通院の付き添い、銀行手続きの代行から死亡後の葬儀・納骨までを一括契約する事業を行っていました。

なお、当事務所から同協会を紹介したことはございません。

 

 

 

1/19 三郷市司法書士相談(要予約)

三郷市の司法書士相談についてのご案内いたします。

日時:1月19日(火)午後1時から4時まで
場所:青少年ホーム(三郷市谷口570)
対象:三郷市在住・在勤の方
予約:広聴室 市民相談係  TEL 048(930)7724

ご利用には予約が必要です。

 

 

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

当事務所は、本日より営業しております。
本年も昨年と変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

2016年が、皆様にとって良いお年でありますように。

 

 

本年もどうもありがとうございました

 

当ホームページを運営する司法書士法人ひびきは、年内の営業を終了いたしました。
本年も多くのお客様に支えられ、無事に年の瀬を迎えることができました。
心より御礼申し上げます。

新年の営業開始は、2016年1月4日(月曜日)でございます。
休業中のお問い合わせにつきましては、営業開始後の対応となります。

皆様が良いお年をお迎えされますよう、祈念申し上げます。

 

 

年末年始について

 

相続あんしん相談室(八潮・三郷)のHPをご覧いただき、厚く御礼申し上げます。

当事務所の年末年始営業日は、下記のとおりです。
メールによるお問い合わせにつきましても、休業明け以降の返信となりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

年内:2015年12月28日まで
新年:2016年1月4日から

12月の合同相談会は19日土曜です。残りわずか

 

相続おまかせ1段3分の2(12月号)

 

上のバナーで「”子供がいないご夫婦”は、相続が大変」!となっています。
相続だけでなく、将来全般に気配りが必要なので、しっかりとした備えが欠かせません。

 

さて、今月も越谷で下記のとおり、相続・遺言出張相談会を開催いたします。
(”子供がいないご夫婦”でなくても、もちろん大丈夫です。)

第23回 相続・遺言無料相談会

日時:12月19日(土曜日)午前10時~12時
場所:越谷市中央市民会館5階
(今月は第6会議室です)

弁護士・税理士・社会保険労務士・土地家屋調査士・司法書士らの国家資格者が、合同で皆様のご相談に応じます。
そのため、『誰に相談したらいいのかわからない』ということがありません。
相談料は無料です。どうぞお気軽にお越しください。

参加希望の方におかれましては、なるべくご予約をお願いいたします。
ご予約先は、南越谷法律事務所 048(940)0662 です(平日のみ)。

 

【最高裁判決】自筆証書遺言に遺言者自身が斜線を引いた行為は遺言の撤回にあたる

新聞などで報道されていますが、自筆証書遺言に遺言者自身が斜線を引いた行為は遺言の撤回にあたるという最高裁の判決がありましたので、全文を掲載します。

 

平成26年(受)第1458号 遺言無効確認請求事件
平成27年11月20日 第二小法廷判決

[主 文]

1 原判決を破棄し,第1審判決を取り消す。
2 亡Aの作成に係る第1審判決別紙添付の昭和61年6月22日付け自筆証書による遺言が無効であることを確認する。
3 訴訟の総費用は被上告人の負担とする。

[理 由]
上告代理人今井光の上告受理申立て理由について

1 本件は,上告人と被上告人の父である亡Aが作成した昭和61年6月22日付け自筆証書(以下「本件遺言書」という。)による遺言(以下「本件遺言」という。)について,上告人が,Aが故意に本件遺言書を破棄したことにより本件遺言を撤回したものとみなされると主張して,被上告人に対し,本件遺言が無効であることの確認を求める事案である。

2 原審の適法に確定した事実関係の概要は,次のとおりである。
(1) Aは,昭和61年6月22日,罫線が印刷された1枚の用紙に同人の遺産の大半を被上告人に相続させる内容の本件遺言の全文,日付及び氏名を自書し,氏名の末尾に同人の印を押して,本件遺言書を作成した。
(2) Aは,平成14年5月に死亡した。その後,本件遺言書が発見されたが,その時点で,本件遺言書には,その文面全体の左上から右下にかけて赤色のボールペンで1本の斜線(以下「本件斜線」という。)が引かれていた。本件斜線は,Aが故意に引いたものである。

3 原審は,上記事実関係の下において,本件斜線が引かれた後も本件遺言書の元の文字が判読できる状態である以上,本件遺言書に故意に本件斜線を引く行為は,民法1024条前段により遺言を撤回したものとみなされる「故意に遺言書を破棄したとき」には該当しないとして,上告人の請求を棄却すべきものとした。

4 しかしながら,原審の上記判断は是認することができない。その理由は,次のとおりである。
民法は,自筆証書である遺言書に改変等を加える行為について,それが遺言書中の加除その他の変更に当たる場合には,968条2項所定の厳格な方式を遵守したときに限って変更としての効力を認める一方で,それが遺言書の破棄に当たる場合には,遺言者がそれを故意に行ったときにその破棄した部分について遺言を撤回したものとみなすこととしている(1024条前段)。そして,前者は,遺言の効力を維持することを前提に遺言書の一部を変更する場合を想定した規定であるから,遺言書の一部を抹消した後にもなお元の文字が判読できる状態であれば,民法968条2項所定の方式を具備していない限り,抹消としての効力を否定するという判断もあり得よう。ところが,本件のように赤色のボールペンで遺言書の文面全体に斜線を引く行為は,その行為の有する一般的な意味に照らして,その遺言書の全体を不要のものとし,そこに記載された遺言の全ての効力を失わせる意思の表れとみるのが相当であるから,その行為の効力について,一部の抹消の場合と同様に判断することはできない。
以上によれば,本件遺言書に故意に本件斜線を引く行為は,民法1024条前段所定の「故意に遺言書を破棄したとき」に該当するというべきであり,これによりAは本件遺言を撤回したものとみなされることになる。したがって,本件遺言は,効力を有しない。

5 以上と異なる原審の判断には,判決に影響を及ぼすことが明らかな法令違反がある。論旨は理由があり,原判決は破棄を免れない。そして,以上説示したところによれば,上告人の請求は理由があるというべきであるから,第1審判決を取り消した上,その請求を認容することとする。
よって,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり判決する。

(裁判長裁判官 千葉勝美 裁判官 小貫芳信 裁判官 鬼丸かおる 裁判官 山本庸幸)