相続に備えておきたい方へ

相続対策や遺言作成を、ご検討中の方へのごあいさつ


相続あんしん相談室(八潮・三郷相談室)のホームページにお越しいただきまして、深く御礼申し上げます。

当ホームページは、埼玉県八潮市の『司法書士法人ひびき』が運営しております。
業界の中では比較的若い年齢層の事務所ですが、15年以上の経験を有する司法書士が複数在籍しております。


ここ数年、遺産相続をめぐって相続人の間で争いとなるケースが急増しています。

この原因としては、
(1)不景気・収入減や年金制度に対する不安から、ご遺族がお身内の遺産への経済的依存を深めていること
(2)核家族化の進行によって、親族間の交流が希薄になっていること
以上のような理由が考えられます。

さらに、2015年から相続税の基礎控除などが引き下げられることが決定し、最近では新聞や雑誌などでひんぱんに遺産相続の特集が組まれ、税理士事務所などによる相続税対策セミナーがにぎわいを見せています。

遺産をめぐって家族の中で争いとなれば、その遺恨は深く、家族の縁が切れてしまうことになりかねません。
その意味で、遺言書作成などの相続対策に多くの方が目を向けられていることは、決して悪いことではないと思います。

しかし、ごく一部の専門家が、まるで一般の方々にも相続大増税がやってくるかのような危機感をあおりたて、大々的に広告をうちだして集客にいそしむ姿には、私たちは深い疑問を抱いています

2013年現在、相続税が課税されるのは全体の4%前後ですが、相続税法の改正によってもこの割合は6%となるにすぎません。

もちろん大都市圏では不動産の評価が高いため、これよりも多くの割合の方が相続税の課税対象となることは間違いがありません。当事務所がある埼玉県八潮市・三郷市近辺でも、相続税の対策を検討しなければならない方が増えることは確かです。

だからといって、『相続税』を、老いじたくや相続対策の中心に考えてしまうことは、本末転倒です。
本当の相続対策は、まずは築き上げた財産をどのようにこれからの人生で活かしていくか、そして財産が残った場合には、家族に亀裂が生じないようにどうやって受け継いでもらうか、これを考えることなのではないでしょうか。

その意味では、相続対策は、相続税がかからないような一般の方でも無縁なものではありません。
裁判所に持ち込まれるような相続争いの大半が、ごく一般的な家庭で起きていることを示すデータもあります
ある意味では残念なことですが、相続"税"対策ではない相続対策は、一般家庭でも無縁なものではなくなりつつあるといえます。

最後に、何よりも大切なことを申し上げます。
相続対策は、お元気なうちにしかできません。
万一、認知症や脳こうそくなどの後遺症で判断能力を失ってしまえば、あらゆる相続対策は不可能になります。

相続対策は早めに、お元気なうちに。

これが鉄則です。


『相続あんしん相談室(八潮・三郷相談室)』を運営する司法書士法人ひびきは、以前から遺言書作成などの相続対策を多数手がけています。
もちろん、内容によっては弁護士や税理士などの相続に詳しい専門家とも連携して対応いたします。
どうぞお気軽にご相談ください。


このページのトップへ